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アダプターパッド
現在のように、新エクイロックスが普及する以前は、アダプターバッドが使われ
ていた。釘を使用しない装蹄方法で、羽状の部分に接着剤をつけ、蹄を包み
込むようにして蹄壁に貼りつける。蹄の質が薄い馬や、蟻洞(ぎどう)
などで蹄に釘が打てない馬に使用。現役時に出会い系サイトエリモエクセルが装着していた。
新エクイロックスアダプターバッドと同様に、蹄壁が薄い馬や、蟻洞の馬に、釘を使わずに蹄鉄を接着する手法。
日本では西内荘装蹄師が最初に導入した。現在では、複数の装蹄師が試行錯誤しながら模倣しているので、接着装蹄馬の数も増えてきた。
2006年春、阪神大賞典のデイープインバクト。蹄壁が薄いため、両後肢の蹄に釘を使わずに蹄鉄を装着する、接着装蹄を施している。クリーム色に見えるのが、接着している部分。蹄に釘を打った痕がないのが確認できる。
後ろ側から見ると、蹄壁の両側から蹄を覆うような格好で、出会い系色の接着箇所が確認できる。この箇所と釘とをセットで確認すると、『新エクイロックスによる接着装蹄』なのか、それとも『欠損した蹄壁を補強するためのエクイロックス』なのかが区別できる。
脚元を気にした歩様
競走馬は管骨にソエ(管骨骨膜炎)や出会いが出ると、それを気にして歩様が硬
くなったり、ぎこちなくなることがある。前肢を着地したときに違和感があったり、そろり
そろりと踏み出したり、ぎこちなく見えるようなら割引が必要だ。
特に、脚元への負荷が高い芝のレースでは、気をつけて見ておきたいポイントだ。
両前肢にソエ(管骨骨膜炎)の治療痕が残っており、脚元を気
にして、前肢の歩様が硬い。映像を見て、前肢の出がぎこちない感じをつかんでい
ただきたい。ソエ(管骨骨膜炎)が出て脚元を気にしている馬の、典型的な例であ
る。
骨膜が複数箇所に出ており、膝から下を浮かすようにして歩い
ている。首を上下に大きく振りながら歩くので、現役馬のなかで、もっとも安定味に欠
ける歩様をしている。しかし、ダート戦では、能力があればこのような歩様でも走る傾
向があるので、特殊な例として覚えておきたい。また、前腕骨尺骨を骨折した経験
を持っている可能性もある。
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